<li>
HTML の <li>
要素は、リストの項目を表すために用いられます。この要素は、その項目が属する順序付きリスト (<ol>
)、順序なしリスト (<ul>
)、メニュー (<menu>
) のいずれかの子要素として配置する必要があります。メニュー要素および順序なしリスト内においては、リストの項目は通常、行頭文字伴って表示され、順序付きリスト内では、数字や文字による連番のリストマーカーを伴って表示されます。
試してみましょう
コンテンツカテゴリー | なし |
---|---|
許可されている内容 | フローコンテンツ |
タグの省略 |
直後に別の <li>
要素が続く場合、または他のリスト項目が続くことなく親要素が閉じられた場合は、終了タグが省略可能。
|
許可されている親要素 |
<ul> 、<ol> 、<menu> 。すでに廃止されているが、<dir>
の子要素としても配置可能であった。
|
暗黙の ARIA ロール |
listitem
when child of an
ol , ul or
menu
|
許可されている ARIA ロール |
menuitem (en-US) ,
menuitemcheckbox (en-US) ,
menuitemradio (en-US) , option (en-US) ,
none (en-US) , presentation ,
radio , separator (en-US) ,
tab , treeitem (en-US)
|
DOM インターフェイス | HTMLLIElement |
属性
この要素にはグローバル属性があります。
value
-
これは整数値の属性で、
<ol>
要素で定義されたリスト項目の序数値を示します。リストがローマ数字や文字で表示される場合であっても、この属性は数値のみが指定できます。続くリスト項目は、その番号から続いて採番されます。順序なしリスト (<ul>
) やメニュー (<menu>
) では value 属性は意味がありません。メモ: この属性は HTML4 で非推奨とされましたが、 HTML5 で再導入されました。
type
非推奨-
文字の属性で、表示するリストマーカーの種類を指定します。
a
: 小文字A
: 大文字i
: 小文字のローマ数字I
: 大文字のローマ数字1
: 数字
もし親の
<ol>
要素で使用されていた場合は、それよりも優先されます。メモ: この属性は非推奨になっています。代わりに CSS の
list-style-type
プロパティを使用してください。
例
番号付きリスト
<ol>
<li>最初のリスト項目</li>
<li>二番目のリスト項目</li>
<li>三番目のリスト項目</li>
</ol>
カスタム値の付いた番号付きリスト
<ol type="I">
<li value="3">third item</li>
<li>fourth item</li>
<li>fifth item</li>
</ol>
順序なしリスト
<ul>
<li>最初のリスト項目</li>
<li>二番目のリスト項目</li>
<li>三番目のリスト項目</li>
</ul>
仕様書
Specification |
---|
HTML Standard # the-li-element |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser
関連情報
- 他のリスト関連 HTML 要素:
<ul>
,<ol>
,<menu>
および廃止された<dir>
<li>
の整形に便利な CSS プロパティ:- 箇条書き記号の表示を選択するための
list-style
- 複雑な入れ子状リストを処理するのに使用できる CSS counters
- リスト項目のインデントの調整に用いることができる
margin
- 箇条書き記号の表示を選択するための