HTMLAudioElement
HTMLAudioElement
インターフェイスは <audio>
要素のプロパティと、操作するメソッドを提供します。 HTMLMediaElement
インターフェイスから派生しています。
プロパティ
固有のプロパティはありません。親である HTMLMediaElement
および HTMLElement
からプロパティを継承しています。
メソッド
HTMLMediaElement
および HTMLElement
からメソッドを継承しています。
コンストラクター
構文
mySound = new Audio([URLString]);
説明
audio 要素のコンストラクターです。返されるオブジェクトの preload
プロパティは auto
に設定され、 src
プロパティは引数の値が設定されます。ブラウザーはオブジェクトを返す前、非同期的にリソースの選択を始めます。
メモ: new Audio()
で作成された audio 要素は、音声を再生中にガベージコレクションされることはありません。 pause()
メソッドが呼ばれるか、再生が終了するまで、再生を続けます。
引数
URLString
(期待される型:DOMString
; 任意)-
構築される
HTMLAudioElement
のsrc
プロパティ
通常メソッド
名前と引数 | 返値 | 説明 |
---|---|---|
mozCurrentSampleOffset()
Non-standard
|
unsigned long long |
mozWriteAudio() によって作成された音声ストリームの、現在のオフセットを示します。このオフセットは、ストリームの先頭からのサンプル番号で指定されます。 |
mozSetup(in PRUint32 channels, in PRUint32 rate)
Non-standard
|
void |
書き込み用の音声ストリームを初期化します。引数でチャンネル数 (1 でモノラル、 2 でステレオ) とサンプリング周波数 (例えば 44.1kHz の場合は 44100 ) を指定できます。 |
mozWriteAudio(in jsval data)
Non-standard
|
unsigned long |
ストリームの現在のオフセットに音声を書き込みます。実際にストリームに書き込まれたバイト数を返します。 |
例
基本的な使用
HTMLAudioElement
を完全に JavaScript で生成します。
var flush = new Audio('toilet_flush.wav'); flush.play();
audio 要素でもっと一般的に使用されるプロパティとしては、 src
, currentTime
, duration
, paused
, muted
, volume
などがあります。
var flush = new Audio('toilet_flush.wav'); flush.addEventListener('loadeddata',() => { var duration = flush.duration; // the duration variable now holds the duration (in seconds) of the audio clip })
仕様書
Specification |
---|
HTML Standard # htmlaudioelement |
ブラウザーの互換性
BCD tables only load in the browser
関連情報
- このインタフェースを実装した HTML 要素:
<audio>